一蘭の森 – 「一蘭」の店舗併設工場は糸島の新たな観光スポット?!工場できたてのラーメンも食べられるぞ!
![一蘭の森 – 「一蘭」の店舗併設工場は糸島の新たな観光スポット?!工場できたてのラーメンも食べられるぞ!](https://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/R0019099.jpg)
一蘭に行くのは、実に十数年ぶり。
美味しいのは分かっているのですが、行列が苦手なだけに敬遠するお店でした。
そんな一蘭が糸島に工場を作る!と発表されたのが・・・いつだったかな。
月日が経ち、2014年7月18日。
いつの間にか「一蘭の森」という工場と店舗併設の観光スポットとしてオープン!
話題になったオープン直後の混雑を避け、台風予報が出ていた朝にこっそりとうかがいました。
本日の撮影機材:Fujifilm X-T1+XF10-24mm + Ricoh GXR+A12 50mm F2.5 macro + Apple iPhone 5s
店舗名:一蘭の森
住所:福岡県糸島市志摩松隈256-10
電話番号:092-332-8902
駐車場:たっぷりあります
ど田舎にあります!
正直、まわりには何もない「ど田舎」にできています。
車は必須の場所。
自宅から一蘭の森までは信号が2つしかなく、車もスカスカのため5分ほどで着きます。
![朝ならば誰もいません!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0201-636x424.jpg)
![待ち時間0分の表示](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0202-636x424.jpg)
一蘭の森は、なんと24時間営業。(24時間営業は終了しました)
朝9時前から行ったのですが、さすがに誰もいません。
貸し切り状態の中、施設内を見て回ります。
![緑を活かした入り口は雰囲気がいい](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0244-636x424.jpg)
とんこつラーメン博物館もありますよ!
中に突き進んでいくと、工場兼店舗があります!
![手前が店舗で、奥が工場!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0206-636x424.jpg)
一番奥まで行くと、生産の様子を「わずか」ですが見ることもできます!
![説明書きもあります!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0210-636x424.jpg)
生産は9時からということで、工場の中はまだ準備中の様子。
ざっと眺めてラーメン博物館の方へ行きます。
![とんこつラーメン博物館!ドアは手動です。](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0217-636x424.jpg)
実際に使っている道具が展示してあったり、一蘭の歴史が書かれてあったり、意外に楽しめます。
![作り方の流れと道具の展示!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0218-636x424.jpg)
![どんぶりも置いてありました!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0221-424x636.jpg)
通路の片側は芸能人のサインがズラッと掲示されています。
こっそり、わたしの名刺を貼ってくれば良かったな・・・。
![通路の片側はサインだらけ!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0222-424x636.jpg)
そして、たぶんこれが一番人気と思われるコンテンツ。
芸能人が食べた時の注文票!
![Perfumeの「のっち」が食べた時の注文票!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0231-636x424.jpg)
好きな芸能人と同じラーメンを食べてみたい!ってなりますよね。
盛り上げ方が上手いです。
まぁ、注文票の展示は数が少ないですけど。
食券制です
まずは食券を買って店舗に入るシステム。
入る前に、仕切られたカウンターがいいか、昔を再現したテーブル席がいいか聞かれます。
せっかくなので、通常の一蘭とは違うテーブル席で。
![券売機が外に置いてあります!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0238-636x424.jpg)
![30年代とか20年代とか、テーブル席ゾーンもいくつかあるようです!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0234-636x424.jpg)
![テーブル席の方にきました!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/DSCF0235-636x424.jpg)
何年代のテーブルかは忘れました・・・。
店内でも芸能人の注文票がモニターに表示されています。
迷った時の参考にしてみては?
ラーメンは、一蘭の森限定週替わりラーメンということで「滋味系とんこつ」に。
麺の固さは普通でお願いしました。
先客は一組でしたが、5分くらい待ったかな?
ラーメンが登場。
![一蘭の森限定滋味系とんこつ!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/R0019099-636x422.jpg)
まず第一印象は、美しい!
キレイに盛られた麺からは、丁寧な仕事の様子がうかがえます。
![細めの麺!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/R0019100-636x422.jpg)
細めながら、シッカリとした味の麺。
普通麺で頼みましたが、ちょい固めな印象。
「一蘭の普通はこれくらいの固さか」と考えながら食べ進めます。
スープは、滋味系となっていながらも、結構ワイルドな味。
「滋味」ということで勝手に「南京ラーメン 黒門」のようなラーメンを想像していました。
実際はシッカリとしたとんこつ味。
時折香るにんにくもポイントか。
肉は薄くてあっさりに見えるけど、意外にシッカリと主張する味。
![肉です!](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/R0019103-636x422.jpg)
朝から食べるには結構ヘヴィなラーメンだったけど、無事に完食しました。
これは白飯も一緒に食べたくなるタイプのラーメンですね!
790円の価値あるラーメン!
「790円は高い!」という声もあるけど、他店舗と同価格なので今更声高に叫ぶことでもない。
ただ、ラーメンの価格としては確かに高い。
わたし自身もそこは思っていたので、今回あらためて自分で体感するためにも行ってみた。
行って、工場と博物館を見て、ラーメンを食べて思ったこと。
そもそも790円のラーメンで行列を作る店作りができているのだから、そこを見習うべきだと思う。
どこのお店も「安く、安く」で疲弊してしまっている中、一蘭は一杯のラーメンを790円で売っているのである。
「高いから食べない」どころか、店舗は大繁盛。
食べると確かに美味しいラーメンで、見た目の仕上げも美しい。
これで500円とかなら確かに最高だけど、多くの人を雇い、多くの店舗を運営し、材料にもこだわっているのだ。
企業である以上、シッカリと利益を取れる価格を設定するべきで、無理な安売りはしない方がいい。
逆に790円でも安いのではないか?という印象さえも持った。
美味しさへのこだわりと、マーケティングの上手さ。
一蘭の凄さをあらためて知りました。
キレイな施設で、お土産物も買えます!
ぜひ皆さんも行ってみてください。
![食パンアイスも少々気になりました・・・](http://itoyuru.com/wp-content/uploads/2014/08/R0019095-636x422.jpg)
さいごにプチ情報(編集後記も必読)
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編集後記 2014年08月09日 18時
ようやく一蘭の森に行くことができました。790円でラーメンを売るマーケティングというのは、本当に見習うべき部分が多いと思います。確かに他に美味しくて安いラーメン屋さんもいっぱいありますが、それはまた別の話。これだけ大きな企業が糸島に工場を置いたことで、更に多くの人が糸島に流れ込んできます。それをどう上手く利用するのか?そこが今後のポイントになりますね。
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