F56 CooperS試乗 – フルモデルチェンジした最新のミニは排気量アップで速くて快適に!
2014年4月12日。
フルモデルチェンジしたミニが、ついに日本でも発売となった。
試乗車もすぐに用意されていましたが、他に優先することがたくさんあり、乗る時間が取れませんでした。
うちのR56 JCWも3年。
ついに車検の時期。
入庫のついでに試乗をしてきました!
本日の撮影機材:Fujifilme X-T1+XF10-24mm+Apple iPhone 5s
あくまでもキープコンセプト!
フルモデルチェンジとはいえ、ミニはイメージが大切。
R56のイメージを残しつつ進化を遂げました。
これはCooperS。
ミニを知らない人から見れば、多分どこが変わったか分からないレベル。
一回りボディが大きくはなってますが、キープコンセプトですね。
ドアミラーが赤いですが、これはオプション装備らしいです。
他にも色々とオプションが装着されていましたが、走りには関係ないので省略。
リアからの眺めも、ちょいと丸みを帯びたように見えるかな?という程度。
センターから2本突き出たマフラーも同じ!
排気量のアップで大幅トルクアップ!
「ご自由に楽しんでください!」と、ありがたい言葉をいただいたので、遠慮なく楽しみます。
嫁と二人で近くの峠へ。
今までのミニのセンターには、巨大なスピードメーターが鎮座してました。
それもF56モデルでついに廃止。
同じ丸い意匠はそのままに、そこにはナビゲーションが!
解像度も高く実用的にも問題なさそうです。
操作はBMW定番のiDrive方式です。
CooperSには標準装備とのこと。
あとこの試乗車には、オプションのヘッドアップディスプレイも装備!
運転席正面のガラス手前にある、黒っぽい横長のものがヘッドアップディスプレイです。
スピードやナビゲーション指示が表示され、これは便利。
オススメのオプションです。
CooperSながら、残念ながら試乗車はATモデル。
まぁそこは諦め、アクセルを踏み込みます。
踏み込むと猛烈な加速に驚き!
それも当然。
排気量が2000ccにまでアップし、トルクもR56 JCWのオーバーブースト時と同じ数値に。
ATということでダイレクト感が無く、MTのJCWほどの刺激はありませんがかなり速い!
これでも標準モード。
スポーツモードを選択すると、アクセルレスポンスが激変!
R56のスポーツボタンと同様に、アクセルレスポンスが良くなり、ハンドルの手応えも増します。
トルクも一気にJCW越え。
峠の上り坂でもストレスなし。
どこからでも加速ができます!
これで不満な人はいないと思えるほど。
足回りはゴツゴツ感がなくしなやか。
もう少しハードな方が気分は盛り上がるけど、実際に一般道を走るにはこのくらいが快適。
16インチが標準なことも効いてるのかな。
更に驚いたのは排気音!
以前にも増して演出が効いてます!
これは実際に乗って、そのサウンドを体感してもらった方が早いです。
全てにおいて進化したミニは買いだ!
ややボディが大きくはなりましたが、気になるほどではない。
丸いデザインで統一された内装ではなくなりましたが、装備が充実。
「ミニ」という雰囲気は若干薄れながらも、ある程度割り切ることで多くの進化を取り込みました。
そういう進化を私は歓迎します。
次に期待するのはF56ベースのJohn Cooper Works。
2年後の車検時期までに登場していれば、乗り換えの最有力候補になることでしょう。
関連記事
- 【F56】ついに新型ミニ発表!イメージはそのままにフルモデルチェンジ!まずは外観をチェック!
- 【F56】クラシックミニからBMWミニへ!ミニ仲間同士で「ミニ」を楽しもう!
- 【R56 JCW】納車から2年2ヶ月、26,200キロを走っての平均燃費を晒します!
- 【R56 JCW】ミニならMTをフルラインナップ!とにかく運転を楽しめるミニのマニュアルトランスミッションの魅力とは?
- 【R56 JCW】完全ノーマル!John Cooper Worksのアイドリングサウンドは純正マフラーでも豪快だ!
編集後記 2014年07月31日 21時
「5ナンバーサイズがよかった」って方もいるようですが、どうなんでしょう?数センチ大きくなっただけだし、税金が増える訳でもないし、気にすることはないと思います。「こんな大きい車はミニじゃない」ってのも同様。BMWが作るようになってから言われ続けていることですよね。キリがありません。F56型となったミニは、走りが上質になった上に燃費も向上して言うことなし。ぜひ試乗してみてください!
スポンサードリンク
LEAVE A REPLY