女性ボーカルとヘヴィメタルの融合に成功したNightwishの代表作!「Nightwish / Once」

女性ボーカルとヘヴィメタルの融合に成功したNightwishの代表作!「Nightwish / Once」

 

 
メンバー間の揉め事やゴタゴタがあると、クソみたいなアルバムができることが多いけど、凄まじい緊張感を持った名盤が完成することもあります。
怒りが創作へプラスに動く。
そんなアルバムがこの一枚です。
 
本日の撮影機材:Apple iPhone 5s

アルバム発表時のメンバー

・Tarja Turunen (Vocal) …ターヤ トゥルネン
・Emppu Vuorinen (Guitar) … エンプ ヴオリネン
・Marco Hietala (Bass and Vocal) … マルコ ヒエタラ
・Tuomas Holopinen (Keyboard) … ツォーマス ホロパイネン
・Jukka Nevalainen (Drum) … ユッカ ネヴァライネン

前アルバム「Century Child」からベーシストとしてマルコが加入。
歌えるベーシストが加入することで、それまでのサウンドが激変します。
ギターもダウンチューニングすることでヘヴィな音となり、ヘヴィなバックにターヤの美しいボーカルが絡む独特なスタイルが誕生しました。
オペラをベースとしたターヤの声と、マルコのアグレッシブな声とのツインボーカルもナイトウイッシュサウンドの核となっています。

ヘヴィメタルでは日陰の存在であったキーボード。
ポップなサウンドになると嫌われたキーボード。
ライブではステージの隅に追いやられるキーボード。
そんなイメージを覆すサウンドがこのアルバムには詰まってます。
アルバムプロデューサーでもあるツォーマスが生み出すサウンドはシンフォニック。
重厚さがあり、時には静かで繊細、正に様式美の世界です。

マルコとターヤのライブショット!
マルコとターヤのライブショット!

名盤「ワンス」のツアー最終日はDVD用の撮影も行われ、テンションマックスのライブ映像が記録として残っています。
素晴らしいライブを終えたあと、ターヤに手紙が渡されます。
それは、脱退を告げる手紙。
映像を見れば分かりますが、そんな様子は微塵も見せない完璧なライブです。
それなのにツアー終了と共に、この黄金ラインナップにも終わりを告げました。

アルバム収録曲

Once – 2004年リリース
1, Dark Chest of Wonders
2, Wish I Had an Angel
3, Nemo
4, Planet Hell
5, Creek Mery’s Blood
6, The Siren
7, Dead Gardens
8, Romancitied
9, Ghost Love Score
10, Kuolema Tekee Taiteilijan
11, Higher Than Hope

名曲ピックアップ

ヘヴィなギターリフからスタートする1曲目Dark Chest of Wonders。
一気にナイトウイッシュサウンドが全開です。
ギター、ベース、ドラムでリズムを支え、キーボードとボーカルでメロディラインを作っていきます。
ギターソロが無いのもメタルでは革新的!
この曲が正にアルバムの踏み絵。
気に入れば、あなたはナイトウイッシュの虜です。

2曲目Wish I Had an Angelは、ツインボーカルのハーモニーからスタート。
マルコとターヤが交互に歌う緩急をつけた曲の流れは、他のバンドでは真似できない唯一無二なサウンド。
ここでもギターはバックに徹しますが、ヘヴィなリフがカッコいい!
ツアーではラストを飾る、勢いのある名曲です。

シンフォニックメタルを徹底的に突き詰めた9曲目Ghost Love Score。
10分の大作。
オーケストラとのコラボレーションとなったこの曲は、とにかく壮大。
ツォーマスとターヤの独壇場です。
個人的には20分くらいあってもいいかな?と思うくらいに好きな曲。

女性ボーカルの地位を大きく上げたアルバム

女性ボーカルってだけで聴かなかったことを後悔しています。
完全に偏見でした。
ヘヴィメタルが好きであれば、とにかく聴いてほしい。
曲もサウンドも完璧ですよ!

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編集後記 2014年05月21日 21時
これだけ完璧なアルバムを作っておきながら、ボーカルのターヤを解雇してしまうこのバンドは強烈ですね。実は後任の女性ボーカルアネットも、素晴らしいデキのアルバムを作った後に解雇。色々な意味で目が離せないバンドです。

 
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